お店のコンセプト、物件、内装等を決めた後にやること・・・
販売する商品の決定。
まずは、お店のコンセプトに合った商品、価格帯を考えていかなければなりません。
商品に関しては、開業を意識された時点で、ほぼ決めていらしゃっると思いますが、
価格まで決めていらっしゃる方は多くはないと思います。
価格を決めるのに競合店の価格調査をしたほうがいいと思います。
ある程度、競合店の価格を把握したうえで、販売価格を決めていったほうがいいかと思います。
価格を決めるといっても、なかなか面倒な作業になります。
まずは、原価率から販売価格を決めてみるのが、一番わかりやすいかと思います。
飲食店の場合、原価率はおおむね30~40%が多いかと思います。
ただ、原価率を一律で35%等に設定するのはやめたほうがいいです。
同じ価格帯の競合店が、原価率を40%と設定された場合には、勝てる要素がなくなってしますからです。
例えば、全体の原価率を35%と設定した場合は、
35%の商品の割合を4
30%、40%の商品の割合をそれぞれ2
25%、45%の商品の割合をそれぞれ1、といったように
原価率にも幅を持たせたほうがいいと思います。
注文量の多いと予想されるものは、平均原価率で販売し、
原価率の高いものは、お客をお店に呼ぶためのツールとして、
原価率の低いものは、「おすすめ」としてお客にPRするものとして等
値段の決め方の方法はいろいろあります。
お店のコンセプト、競合店、地域特性等を加味しつつ、価格帯を決めていくといいと思います。